小学生や中学生は大人よりカルシウムを摂取する必要があるけど牛乳が一番いいのか!?
小学生の子供が牛乳きらいなので、ほとんど飲みません。
自分が子供の時は、牛乳は飲みなさいと言われて育ったので、子供がきらいのままでカルシウム不足とか大丈夫なのか、牛乳の代用品ってどんなのがあるのか調べてみました。
そしたらカルシウムは、大人より小学生や中学生のほうがたくさん摂取する必要があることを知りました。
1日にカルシウムってどのくらい取るべきなのかを調べたところ、一般財団法人 Jミルクのサイトに、年齢別のカルシウム摂取推奨量がありました。
うちの子供は8歳だから、毎日750mg摂取する必要があり、なんと!大人以上取らなきゃいけないらしい。その割には、牛乳もきらいだし、魚もきらい。。。
とりあえず、たくさんカルシウムを取らなきゃいけないということで、牛乳について調べると、いろんなメリットとデメリットがありました。
牛乳の主なメリット
・牛乳はカルシウムの含有量が多い
・いろんな栄養がバランスよく摂れる
牛乳の主なデメリット
・牛乳単体ではカルシウムの吸収に必要なマグネシウムやビタミンDが含まれていない
・牛乳は高カロリーなので太りやすい
・その他よくないうわさが。。。
いくつかのサイトでメリデメを調べた結果、個人的な見解としては、
・子供の成長には「カルシウム」は絶対に必要!ここに対する否定はない
・牛乳は「カルシウム」を取りやすいけど、マグネシウムやビタミンDも合わせてとる必要がある
・牛乳に関するうわさを信じるなら代用品としてサプリメントがおすすめ
でも、インターネットの情報って本当なの!?と、すぐに信用できないので、1つ1つ調べてみました。
牛乳のメリデメって本当なのか
調べるといってもインターネット以外に調べる方法を持っていないので、信頼性のありそうなサイトから情報をピックアップすることに。
1.牛乳はカルシウムの含有量が多い
牛乳のカルシウム含有量を調べたところ、農林水産省のサイトに、カルシウムを多く含まれる食品一覧が掲載されていました。
食品群 食品名 摂取量 カルシウム含有量 牛乳・乳製品 牛乳 コップ1杯(200g) 220mg ヨーグルト 1パック(100g) 120mg プロセスチーズ 1切れ(20g) 126mg 野菜類 小松菜 1/4束(70g) 119mg 菜の花 1/4束(50g) 80mg 水菜 1/4束(50g) 105mg 切り干し大根 煮物1食分(15g) 81mg 海藻 ひじき 煮物1食分(10g) 140mg 小魚 さくらえび(素干し) 大さじ1杯(5g) 100mg ししゃも 3尾(45g) 149mg 豆類 木綿豆腐 約1/2丁(150g) 180mg 納豆 1パック(50g) 45mg 厚揚げ 1/2枚(100g) 240mg
食品一覧を見る限り、実際に摂取するとなると、飲み物である牛乳が比較的容易にとれそうです。しかも、牛乳はカルシウムの吸収率が高いので、野菜などの他の食品よりも効率よくカルシウムが取れる。
うちの子供は魚もそうだけど、野菜もそんなに好きじゃないから、食品では牛乳が効果的なのは確かだ。
他の食品からもカルシウムは取れるとは思うけど、牛乳なら単純計算でコップ3杯(600g)飲むとカルシウムは足りそうですね。
結構な量ではあるけど、他の食品はもっと大変そうだし。
2.いろんな栄養がバランスよく摂れる
全国飲用牛乳公正取引協議会のサイトに、成分表が記載されていました。
ちなみに、全国飲用牛乳公正取引協議会は、飲用乳の適正な表示のために消費者庁および公正取引委員会から認められた団体とのことです。
牛乳の成分 牛乳100g中の栄養価
(五訂日本食品標準成分表より)
ふむふむ、ビタミンDはないけど、それ以外のビタミンもとれるし、たんぱく質の中には、必須アミノ酸も含まれており、いろんな栄養素がバランスよく摂れることは間違いなさそう。
うちの子供は小学校に通っているので、学校給食の方面でも調べてみると、
学校給食研究改善協会のすこやか情報便の「第17号 子どもの健やかな成長のために ~学校給食における牛乳・乳製品の役割~」に以下記載がありました。
給食のある日とない日の子ども達の栄養状態をみてみると、給食のない日はたんぱく質については十分に摂れていますが、カルシウム、ビタミン B1・B2 や鉄は不足しがちです。
出典:学校給食研究改善協会 すこやか情報便 17号より
https://www.gakkyu.or.jp/publication/sukoyaka/pdf/SUKOYAKA-017.pdf
たしかに、家だと子供は肉系ばかり要求して、魚や野菜が十分とれていないです。おっしゃる通り(反省)
しかも給食の牛乳は200mlなので、家でもカルシウムを取らないとだめですね。
3.牛乳単体ではカルシウムの吸収に必要なマグネシウムやビタミンDが含まれていない
これは 「2.いろんな栄養がバランスよく摂れる」で見た全国飲用牛乳公正取引協議会サイトの牛乳の成分表に記載がなかったので、確かですね。
カルシウムを取るなら牛乳だけじゃなく、マグネシウムやビタミンDもあわせて摂取する必要があるってことです。
4.牛乳は高カロリーなので太りやすい
乳製品が太りやすいっていうのは聞いたことがあったけど、どのくらいカロリーが高いのかは知らないので、ちゃんと調べてみました。
これも、牛乳の成分表に記載があり、100mlあたり67kcalらしい。
んー、カロリーを意識して過ごしていないので、高いのかわからない。。。ということで、他の食品と比較してみました。
牛乳1杯(200ml):134kcal
ごはん1杯(160g):269kcal
うどん1玉(200g):210kcal
コーラ1杯(200ml):92kcal
こうしてみると、ごはんやうどん1杯食べるのと牛乳2杯が同じくらいのカロリーですね。しかも、コーラよりカロリーが高かったのは驚きました。
確かに、牛乳をがぶ飲みしてたら太りそう。カルシウムにいいからと言って、飲み過ぎには注意です。
5.その他よくないうわさが
牛乳を飲むと癌になるなど、調べるといろいろあります。ただ、よくよく読んでみると、過剰摂取だったり、可能性の話が多く、本当に悪いのかわかりませんでした。
個人的には、いままで適度に牛乳を飲んできて、インターネットにあるような大きな病気になったこともないし、身近にそのような話も聞いていないです。
なので、牛乳の飲み過ぎがよくない!が、個人的な結論です。
ちなみに、私も含めて牛乳って飲むとお腹が痛くなるんですよね。。。それでうちの子供も飲まないし、そこの気持ちはわかります。
一般社団法人Jミルクのサイトには、牛乳に関するうわさについても回答もしているので、気になる人はみるといいかも。
牛乳の個人的な見解
ここまで調べた個人的な見解としては、
・カルシウムを摂取するためにも牛乳は飲んだほうがいい
・牛乳で取るなら、食事の組み合わせは重要(マグネシウムやビタミンD)
・牛乳は適度な量にすべし(1日2杯くらい)
うわさの話もあるので、牛乳以外の代用品で簡単にカルシウムを取る方法も調べてみた結果、サプリメントが良さそうでした。
カルシウムのサプリメント
カルシウムを吸収するには、マグネシウムとビタミンDも必要で、さらに牛乳でも摂取していたビタミンが取れるサプリメントを調べました。
今回は1つ紹介したいと思います。そんなにたくさん試せないので。
沖縄サンゴカルシウム
1日3粒で、一日の約半分(300mg)カルシウムが取れるほか、吸収に必要なマグネシウムやビタミンDもとれるし、他のビタミンもとれる。
あと、子供は錠剤を飲むのが苦手だけど、沖縄サンゴカルシウムはヨーグルト風味なので、お菓子感覚で噛んで飲んめるところがいいですね。
値段も1800円で、1か月間毎日牛乳を飲むのと同じ値段なので、高く感じないのもおすすめです。定期コースならさらに安くなります。
※牛乳でカルシウム300mgを摂取するために毎日300ml飲む場合、1か月9,000ml必要で、牛乳1,000mlが約200円と計算すると、1か月1800円かかる計算。
カルシウムを摂取するうえで、他におすすめできるサプリメントや牛乳との付き合い方があれば、他にも追記していきたいと思います。